2008年度トルコ調査報告会
第19回トルコ調査研究会のご案内

財)中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所は、2008年度の主な研究活動として、第23次カマン・カレホユック発掘調査(6月29日〜9月20日)、ヤッスホユックの考古学的予備調査(9月22日〜9月30日)、そしてビュクリュカレの考古学的予備調査(9月21日〜10月30日)を行ないました。 カマン・カレホユック発掘調査では、鉄器時代の文化層の中でも第IIc層、前8世紀を中心に調査を進め、ヤッスホユックでは、2009年度の本格的な発掘調査を前提とし地中探査、空撮を中心に調査を行いました。 また、1991、2006年の一般調査で前2千年紀後半の遺物を大量に採集しているビュクリュカレ遺跡でも地中探査、空撮、地形測量、遺跡撮影、そして遺物採集を行いました。 これらの調査に関する報告、研究会を下記の要領で開催致します。

また、カマン・カレホユック第II層、鉄器時代後半を発掘調査、研究する上で比較資料となる西アナトリア、エーゲ海沿岸に位置するペルガモン遺跡に関して、『ヘレニズム時代の王都ペルガモンとその港湾都市エライア:ドイツ考古学研究所の新たな調査』と題する講演を、イスタンブル・ドイツ考古学研究所長のフェーリクス・ピルソン博士にお願い致します。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。


プログラムはこちらをご覧下さい.調査報告会(28日)調査研究会(29日)

交通に関しては中近東文化センター利用案内をご覧下さい。また、お車でのご来館はご遠慮下さい。


logo*2008年度トルコ調査報告会・第19回トルコ調査研究会は「競輪公益資金」の補助を受けて開催致します。