第27回トルコ調査研究会プログラム

2017年3月5日(日)

10:00  カマン・カレホユック遺跡出土遺物の物質科学的研究(24)
*カマン・カレホユック遺跡前期青銅器時代出土のろくろ製土器の化学的研究
高橋友里恵・中井 泉(東京理科大学)
*カマン・カレホユック遺跡出土鉄器時代の彩文土器の化学的研究
大塚晶絵・阿部善也・中井 泉(東京理科大学)
*ラマン分光法を用いた土器顔料の成分分析
高梨千晶・本間芳和(東京理科大学)
*産地推定を目的としたビュクリュカレ遺跡出土石膏の化学的研究
岩本翔汰・阿部善也・中井 泉(東京理科大学)
11:20  質疑応答
11:30  休憩(10分)

11:40  ビュクリュカレ遺跡における磁気探査 2016
熊谷和博(産業技術総合研究所)
12:00  ヤッスホユック遺丘における遺構分布調査
福田勝利(京都大学)
12:20  質疑応答
12:30  昼食

13:30  Was Büklükale Always a Hittite City During the Late Bronze Age?「ビュクリュカレは常にヒッタイトの都市であったのか?」 
Mark WEEDEN(ロンドン大学)
13:50  Pastoral Economy in Central Anatolia during the Early-Middle-Late Bronze Age Transitions「青銅器時代前—中—後期の移行期における中央アナトリアの牧畜経済」 
Levent ATICI(ネヴァダ大学)
14:10  質疑応答
14:20  休憩(15分)

14:35  カマン・カレホユックIV層出土炭化物の放射性炭素年代測定(2016年)
大森貴之(東京大学総合研究博物館)
14:55  中央アナトリアにおける製鉄文化解明の試み(8)
−放射光を用いた鉄製品の組成分析と非破壊観察方法の開発−
増渕麻里耶(東京文化財研究所)
15:15  質疑応答
15:25  休憩(15分)

15:40  出土資料の形態と組成からみたカマン・カレホユック遺跡前期青銅期時代の鉄生産活動
赤沼英男(岩手県立博物館)
16:00  カマン・カレホユックおよびヤスホユックから出土した、4300年前の鉄遺物の分析結果概要
松井孝典(千葉工業大学惑星探査研究センター)
16:10  前期青銅器時代の層位から出土した鉄関連試料の地球化学的記載
中村栄三(岡山大学惑星物質研究所)・松井孝典(千葉工業大学惑星探査研究センター)・坂口千恵(岡山大学惑星物質研究所)・太田努(同)・小林桂(同)・大村正子(アナトリア考古学研究所)・松村公仁(同)・大村幸弘(同)
16:30  質疑応答
16:45  閉会の挨拶
大村 幸弘 (中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所)